什麼是ecoRevo?

ecoRevo® 是一場對地球友好的革命,旨在通過回收瓷磚建立健全的物質循環社會。

環保磚誕生契機

磁磚原料枯竭問題

治見市自古即是美濃燒等陶器的著名產地,磁磚產量在日本亦是名列前茅。然而,隨著經濟成長停滯、黏土蘊藏量枯竭,礦山逐漸關閉。在此狀況之下,開發不依賴天然原料的替代材料,便成為產業刻不容緩的問題。


日本垃圾處理現況

日本的垃圾排出量極高,是不名譽的世界冠軍;平成28年度,一般廢棄物的總排出量達4,317萬公噸,垃圾焚化設施數量為1,120處,焚化爐數量更佔了全球的七成。這是由於日本國土面積狹小,使「焚燒」成為處理垃圾的主流方式。

另一方面,極大的垃圾排出量,亦促使日本發展出世界第一的垃圾減容技術;其代表性的技術,就是溶融爐。


SDGs及環境意識的高漲

2015年9月,聯合國所有加盟國(193國)通過名為「Agenda 2030」的「永續發展目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」。為守護地球、創造更好的未來,各國將在接下來的15年致力解決貧困、不平等、不正義等問題。SDGs規劃出17項目標及169項追蹤指標,亦將「千禧年發展目標」中未能著手的課題,及Rio+20高峰會中探討的環境問題一併囊括在內,希望世界各國共同面對這些巨大挑戰,為全人類實現更美好的世界。

SDGsは、ミレニアム開発目標で十分に手を打てなかった課題に加え、Rio+20で議論された深刻化する環境課題など、17の目標と169のターゲットに全世界が取り組むことによって『誰も取り残されない』世界を実現しようという、壮大なチャレンジです。

環保磚

日本のタイル産業の今後に関わる課題、そして世界が直面するゴミ問題を解決するための方法として、弊社が辿り着いたひとつの答えが「リサイクルタイル」です。

弊社は、タイルメーカーが集結する、国内有数のタイル産地・多治見市で「企画開発型タイル商社」として、長年タイルに関わってきました。地元のタイルメーカーとの豊富なネットワークを活かしたオーダーメイドタイルの製作を得意とし、国内外の有名物件への納品実績も多数あります。また、社内にタイルの生産設備を揃えており、新製品の研究・開発にも力を入れてきました。

弊社のリサイクルタイルの歴史は、弊社代表・笠井政志の父親の代にまで遡り、25年にわたる基礎研究を経て培われた技術です。2019年には、社内のエコロジー事業を本格化させるために「エコレボ事業部」を発足。研究開発の新拠点として「エクシィズ・ラボ」も新設し、リサイクルタイルの開発体制を強化しました。

  • 溶融スラグ

  • 溶融スラグ

  • バイオマス発電 煤塵

  • 廃ガラス

ecoRevo®のリサイクルタイルは、リサイクル率95%以上を実現! これはグリーン購入法適合タイルの条件(リサイクル率20%以上)を遥かに超える数値です。また、低温かつ短時間での焼成が可能で、製造時のCO2排出量を17~33%削減。エネルギー効率の良い「省エネタイル」でもあります。

溶融スラグ以外にも、廃ガラスやセラミック廃材、バイオマス発電所から排出される煤塵(ばいじん)などのリサイクル原料化にも成功し、応用の可能性はさらに広がっています。

溶融炉と溶融スラグ

溶融炉は、ゴミを安全・コンパクトに処理できる注目の技術です。ゴミを1300~1700℃の高温で溶かすことで減容化・無害化し、医療系廃棄物やダイオキシン、アスベストなども安全に処理できるため、日本全国で導入が進んでいます。

この溶融炉から排出された黒いガラス状の「溶融スラグ」は、リサイクルが可能で、現在、道路の路盤材やコンクリートの原料として活用されています。弊社は、この溶融スラグをタイル原料に活用する技術を、長年研究してきました。

溶融スラグ

リサイクルタイルを購入したい

ecoRevo® がレギュラー製品として販売しているリサイクルタイルをご購入いただけます。製品ラインナップは順次追加予定。既製品をもとに、お好みの色やサイズなどを指定する「特注オーダータイル」をご依頼いただくことも可能です。

SDGsが注目される昨今、サステナブル建材は、公共事業や商業施設等のプレゼンの際にも大きなアピールポイントとなり、採用の決め手にもなり得ます。

まずはサンプルのご請求から、お気軽にご相談ください。

循環型社会(循環型経済 / サーキュラーエコノミー)という言葉をご存じでしょうか? 資源をできるだけ長く循環させながら再利用することで、廃棄物などの無駄を富に変える、地球環境に優しい社会モデルのことです。

ecoRevo®が目指すのは、まさにこの「循環型社会」です。タイルを通じて、長年世界の建築物件に関わってきた弊社が、これからの社会のためにできることは、高品質なリサイクル技術を確立し、タイル製造の新たな経済モデルを生み出すことだと考えています。

現在、私たちの理念に共感いただいた自治体や企業の方たちとタッグを組み、循環型社会の実現に向けて、リサイクルタイルの研究・開発を推し進めています。

エコレボが目指す、地球にやさしい経済サイクル

  • リサイクルタイルの試作品の数々

  • リサイクルタイルの採用事例(多治見市)

  • リサイクルタイルの採用事例(豊田市)

  • SDGs関連のイベントに参加

  • ぎふ地域ベンチャー支援ネットワーク「NOBUNAGA21」にて、最優秀賞(2019年度)を受賞。

  • 研究・開発のようす