廃棄物を「意匠」へ。低温焼成タイル「Uool」

建築・設計の現場で「サステナブル建材」や「リサイクル建材」は避けて通れないテーマとなっています。しかし、多くの選択肢の中で、意匠性と環境配慮を両立した建材はまだ多くありません。

エコレボが提案する、リサイクルタイル「Uool(ウール)」は、リサイクル率98%、そしてCO2排出量約55%削減を実現しました。

このサスティナブルな建材が、いかにして脱炭素社会に貢献し、美しい空間を演出するのか。建築プロジェクトの付加価値を高める、新たな選択肢としての可能性をご紹介します。

家電廃材「グラスウール」を意匠材へと再生

エコレボではこれまで、ゴミ焼却施設から発生する「溶融スラグ」を原料としたリサイクルタイルを展開してまいりました。

溶融スラグ活用で培った技術と知見をベースに、さらなるステップとして挑戦したのが、家電の断熱材として使用される「グラスウール」の再資源化です。

年間数十トンもの廃棄が課題となっていたこの端材。私たちは、これまでの溶融スラグとは異なる性質を持つこの素材に着目し、独自の調合によってタイルの原料として再構築することに成功しました。

その結果、「最大リサイクル率98%」を達成。施主様に対し、「捨てられるはずだった資源に、デザインという新たな命を吹き込む 」という、ストーリー性のある具体的なエビデンスを提供し、プロジェクトの社会的価値を裏付けます。

「低温焼成」が実現する環境性能

「エコ建材は、洗練された空間には馴染みにくい」。そんなお悩みを、Uoolはデザインの力で解決します。プロダクトデザイナー James Kaoru Bury氏によるデザインで、リサイクル原料の特徴を活かしながら、光を美しく受け止める「主役」へと昇華させました。

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James Kaoru Bury


「洗練されたストレスフリーな生活文化」をテーマに素材、技術、暮らしの関係性を再構築するデザインを軸に活動。iF Design Award、Red Dot Design Award ほか国内外の主要なデザイン賞を多数受賞。
Web: James Kaoru Bury

「環境に良いから選ぶ」のではなく「このデザインが欲しいから選ぶ」。そして、それが結果として地球環境に貢献していた。そんな、プロフェッショナルが理想とするデザインと環境負荷軽減の両立をお約束します

リサイクル原料を使用していても、製造工程で大量のエネルギーを消費しては本末転倒です。従来のタイルが約1,250℃で焼成されるのに対し、Uoolは原料の特性を活かし、約950℃での低温焼成を確立。さらに、焼成工程に電気炉を採用することで、以下の数値を実現しています。

  • CO2排出量:約55%削減(※当社従来比)

  • 焼成時間:12時間 → 6時間(50%短縮によるエネルギー使用量60%カット)

「どれだけ環境に配慮して作られたか」を数値で証明できる点は、SDGsやカーボンニュートラルを重視する企業オフィス、あるいは公共性の高いプロジェクトにおいて、大きな強みとなります。仕様選定の際、他製品との差別化を明確にする決定打として、ぜひご活用ください。

まとめ

「サスティナブル」「デザイン性」「低エネルギーによる製造」。これらを融合させたUoolは、現代の設計者・デザイナーの皆様が抱える「環境配慮と表現の両立」という課題に対する、エコレボからの1つの提案です。

リサイクルから始まる、新しい持続可能な建築物。私たちはこれからも、皆様のクリエイティビティを支え、建材の新たな価値を届けるパートナーとして、ひたむきに挑戦を続けてまいります。

お客様の「ムラや風合いを活かしたこんなタイルを作りたい」という具体的なご要望や、お持ちの産業廃棄物の活用についてのご相談も随時承っております。

リサイクル素材の可能性について、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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