SDGsへの取り組み

SDGsとは?

2015年9月、全国連加盟国・193カ国は、より良き将来を実現するために、今後15年かけて極度の貧困、不平等・不正義をなくし、私たちの地球を守るための計画「アジェンダ2030」を採択しました。この計画が「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals:SDGs)」です。

SDGsは、ミレニアム開発目標で十分に手を打てなかった課題に加え、Rio+20で議論された深刻化する環境課題など17の目標と169のターゲットに全世界が取り組むことによって『誰も取り残されない』世界を実現しようという、壮大なチャレンジです。

ecoRevo® ができること

弊社が開発したecoRevo® リサイクルタイルは、「日本そして世界が直面する深刻なゴミ問題に、一石を投じることはできないか?」という想いから、25年の基礎研究を経て世に送り出した技術です。

SDGs達成という観点に立ったとき、タイルメーカーとして、世界の大小様々な建築案件に携わってきた弊社が取り組むべき課題は、以下の3つであると考えています。

  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

    建築・建材業界では、有限な資源を大切にし、サスティナブルな生産システムを確立することが求められています。弊社では、ecoRevo® によるリサイクルタイルの生産技術開発と、その普及活動を通して、SDGs達成に貢献していきます。

  • 11. 住み続けられるまちづくりを

    ecoRevo® が提案する「リサイクルタイルによる循環型社会の構築」は、都市が抱えるゴミ処理問題の改善に役立つものであると考えます。効率的なゴミ処理技術として注目される「溶融炉」と、そこから排出される「溶融スラグ」を有効活用し、リサイクル建材として再利用することで、サスティナブルな都市開発を実現します。

  • 12. つくる責任 つかう責任

    弊社のリサイクルタイルの製造技術を提供することで、持続可能な生産システムを社会全体に広めます。

    また、セラミック・タイルの製造現場では、日々廃棄される「廃粘土」「セラミックス廃材」があります。これらをリサイクルタイルの原料として活用することで、持続可能な生産システムを推進しています。

ecoRevo®は、廃棄物の処理にお困りの自治体や企業と連携し、リサイクルタイルを共同開発することで、SDGsの理念を共有し、社会全体に広げる役割を果たしてまいります。

「ゴミからタイルを作る」という弊社の技術が、自治体や企業のSDGs達成のために、お役に立てられると確信しています。 皆さんとともに、豊かで健全な社会を創っていくことが、弊社の夢であり、意義のあるチャレンジだと考えます。