開発依頼
ecoRevo®では、皆さんからご提供いただいたリサイクル原料をもとに、リサイクルタイルを共同開発するプロジェクトを行っています。
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CSRや社会貢献活動を通して、自社の企業価値を高めたい。
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SDGsと共に関心が高まっている「環境問題・エコロジー」に興味がある。
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会社で抱えている廃棄物を有効活用したい。
私たちと一緒に、
チャレンジしませんか?
御社のSDGs活動・CSR向上をサポート。
リサイクルタイルを通して、循環型社会を実現します。
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自治体のゴミ処理施設を、原料工場に変える。
近年、増え続けるゴミを無害化・減量化するため、高温溶融処理するスラグ化技術が導入されています。ゴミの体積を約6%まで縮小できる「溶融スラグ」を更にリサイクルし、タイルとして復活させます。
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企業の産業廃棄物を、タイル原料として有効活用。
処理に困っている企業廃棄物を、リサイクルタイルの製造に有効活用。廃棄物の処分コストを抑えつつ、CSRによる企業価値の向上のお手伝いをいたします。
開発の流れ
ご希望の素材をリサイクルタイル化するための試験依頼を承ります。リサイクルタイルの製品化には、綿密な調合試験や焼成試験等が必要となります。お客様とのお打ち合わせを重ねながら、慎重に製品化へのステップを進めていきます。
リサイクル原料となる素材について
弊社では、これまで様々な素材でリサイクルタイル製造に成功してきました。以下の素材以外の試験依頼も、お気軽にご相談ください。
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【自治体ゴミ】 溶融スラグ(一般家庭ごみ)
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【企業廃棄物】 廃ガラス / 廃セラミック / バイオマス発電の煤塵(ばいじん) / 牡蠣殻など
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まずは、お問い合わせください
お電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。試験素材の内容や開発目的について、その他ご要望などをお伺いさせていただきます。その後、初期テストに必要な試験素材(1kg程度)と成分分析表(※)を弊社までお送りください。
※試験素材の成分分析表をお持ちでない場合は、弊社にて成分分析を行うことも可能です (別途料金)。お問い合わせ時に、その旨をお伝えください。
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【STEP1】初期テスト 無償試験
初期テストでは、試験素材がリサイクルタイルに使用可能かどうかを検査します。通常、試験素材の到着後、1~2週間程度で結果報告をさせていただきます。
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【STEP2】お打ち合わせ
初期テストの試験結果を踏まえて、次の試験へ進むかどうか、意思確認をさせていただきます。今後の開発の流れを説明し、リサイクルタイルの活用方法を話し合い、プロジェクトの最終目標を再確認します。
- ※初期テストの結果、リサイクルタイル製造が困難とご回答させていただく場合もございます。また、2相・3相試験と進める中で、製造困難という判断に至る場合もございます。
- ※この後の試験工程につきましては、STEP3 ~ STEP5完了までに、目安として約6ヵ月ほどの期間を要します。
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【STEP3】2相試験 有償試験
試験素材とバインダー(結合材。廃粘土など)の最適な配合割合を決めるための「2相ボタンテスト」を行います。これにより、製造可能なリサイクル率が決定します。
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【STEP4】3相試験 有償試験
より安定した調合のために「3相ボタンテスト」を行います。試験素材とバインダー(結合材)に+αの素材を加え、焼成テストを繰り返します。
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【STEP5】タイル形状生成試験 有償試験
タイルの製法や成形方法などを決め、実際使用するタイル形状での焼成テストを行います。製品化を想定した細かな色味や仕様を検証し、調整を繰り返します。試験後、タイルサンプルを提出いたします。
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リサイクルタイルの完成
製品が完成したら、数量と納期を決め、タイルの量産に取り掛かります。建築物件への施工をお考えの場合は、タイルの割付やタイルアートの企画・製作なども、併せてご提案させていただきます。
リサイクルタイルの活用方法について
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リサイクルタイルを、計画中の建築物件に採用することができます。
- タイルの割付やタイルアートの企画・製作なども、併せてご提案させていただきます。
- 環境保護やCSR活動、SDGsの取り組みとして、自社のPRにお役立ていただけます。
- 御社のSDGs活動や、リサイクルタイルをPRするためのプレートをご提供できます。
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ノベルティを製作し、企業PRに活用する。
- リサイクル原料を使用した、マグネットやキーホルダーなどのノベルティを製作し、御社の企業PRに活用することもできます。
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リサイクルタイルのレギュラー製品化も、ご相談ください。
- 製造ロットや販売方法など、細かな注意点はありますが、レギュラー製品としての量産化のご相談も承ります。
事例紹介
ecoRevo® がこれまでに携わったリサイクルタイル開発案件の一部をご紹介いたします。
プロトタイプ
これまでにいただいた開発依頼案件で製造した、リサイクルタイルの試作品をご紹介いたします。
- ※下記掲載タイルのサンプル送付等の対応に関しましては、現在、お受けできませんので、ご了承ください。
開発設備のご紹介
弊社の開発拠点である「エクシィズ ラボ」は、リサイクルタイルの開発・製造を行うための様々な設備を保有しております。
Q&A集~よくあるご質問~
どんな廃棄物でもタイルにできますか?
基本的にプラスチック類、重金属(鉛、カドミニウム等)、ゴム系、コンクリート、石灰分を多く含んだ物、分別できていない混合物はタイルにはできません。その他の素材は5mmアンダー品であれば、簡易試験によってタイル化できるか検証の上判断します。
溶融スラグは脆いイメージがあるが、タイルの強度は大丈夫か?
焼成強度の高い他素材を原料に加えていますので、充分な強度がでます。実際に施工したタイルは検査協会での試験により、タイルのJIS規格の2倍以上の強度があることが証明されています。また自社で保有する曲げ破壊試験機により、都度簡易強度試験を実施しているため、高い強度をもったタイルの開発をすることができます。
タイルには有害物質が含まれていないのか?
溶融スラグが排出される溶融炉は、ゴミの減容化、無害化、再資源化を目的に作られています。鉛やカドミウムなどの低沸点重金属類は揮発して「溶融飛灰」と呼ばれるダストとなり,溶融スラグにはほとんど残らないため,その安全性は極めて高いものとなります。また、自治体によってはJIS規格をとっている所もありますので、安全かつ安定した原料となっています。
従来品に比べて値段は高くなるのか?
エコレボタイルの原料は溶融スラグをはじめ、その他廃材も安価なものになります。また、焼成温度が従来品より低いため、焼成費を30%程度カットできます。ただし現状は、原料の輸送費と粉砕等の加工費が通常のタイルのそれと比べると高くなってしまうため、その分で従来品より多少高くなってしまいます。量産体制が整い供給量が充分多くなれば、従来品より安くご提供することができます。
■リサイクルタイルの開発依頼|ecoRevo
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