
今回から数回に渡って、研究・開発中のプロジェクトについてご紹介します。その中でも今回は、開発のきっかけについてお話しします。
目次
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ecorevoでは、溶融スラグを原料としたリサイクルタイルを製造しています。
無釉タイルの「陶冶(とうや)」・「暁」と、カラーバリエーション豊かな「カーパ」を主なプロダクトとして製造・研究をしていました。
現在のプロダクトを開発までに、様々な苦悩がありました。
リサイクルタイルの製作は、一般的なタイルに比べると手間がかかります。また、ecorevoには、それを製作した前例がなかったため、手探りでテストを実施しなくてはなりませんでした。
スラグを原料としたリサイクルタイルは熱に弱く、高温での製造が困難です。そのため、スラグの配合量を調整したり、様々な温度で焼成したり、何度も何度もテストを繰り返しました。また適切な温度で焼成してもタイルが安定しないことも少なくありませんでした。
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そのため、調合だけでなく、タイルの製造方法も変えるなど、多方面からアプローチを行いました。 その結果、おおよそ安定したリサイクルタイルを製作することができ、みなさんにお届けすることができています。
その後も私たちは、可能性を広げるために試行錯誤を繰り返し、スラグと向き合っています。日々の研究の中で「他にもリサイクル原料の活用法があるのではないか」と考えるようになりました。
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これまでの研究記録が、新たな研究の手がかりになることも少なくありません。
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積み重ねてきた研究記録をもとに、リサイクル原料の活用法を模索します。
まず、釉薬についてお話しします。一般的に釉薬は、粘土やガラス質の原料などで構成されています。焼成することでタイルにツヤや光沢を出す他、液体の浸透を防ぐ効果を持たせる薬剤です。
そして、スラグはガラス状固形物です。そこから「スラグが釉薬の代替品になるのではないか」と考えました。
スラグを使用した釉薬、すなわち「スラグ釉薬」の研究を始めることにしました。
右も左も分からない状況ですが、「リサイクル原料の可能性を広げる」という目的を果たすべく、ecorevo総動員でテストを決行するのでした.....
今回は「スラグ釉薬」の開発のきっかけについてご紹介しました。
現在ecorevoでは、スラグの可能性について日夜研究中です。次回もスラグ釉薬のプロジェクトについて、お話ししたいと考えています。
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