出展報告:ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2023
2023年11月16日(木)~18日(土)の3日間、SHARE GREEN MINAMI AOYAMAで開催された、株式会社船場主催の「ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2023」に参加いたしました。
今回は会場内の様子と、イベントで開催された講演会の様子をご紹介いたします。
「ETHICAL DESIGN WEEK」って?
「ETHICAL DESIGN WEEK」は、業界の粋を超えた「共創パートナー」とともに、エシカルな活動を発信し、未来を考えるためのイベントです。
当日は生憎の天気で、残念ながら体験イベントや、ワークショップなどが中止となってしまいましたが、平日にも関わらず、会場は多くの来場者で賑わいました。
会場には、日本中から集まった「エシカルマテリアル」が展示され、実際に見たり、触れたりしながら、製品に込められた環境配慮への想いや、それを実現するための活動を知ることができるイベントとなりました。
明治42年創業の漆工房 堤淺吉漆店。日本産の漆を守り、 漆の魅力を伝えるための活動「うるしのいっぽ」を通して、漆塗りを施したスケートボードや、BE@RBRICK をはじめ、今までにないアプローチで漆の魅力を引き出しています。
日本エムテクス株式会社のブースには、卵の殻による塗料「エッグペイント」や、コルク栓を原料とした「リコルクウッドパネル」をはじめ、多くのアップサイクル製品が展示されました。
株式会社REMAREは、近年問題視されている、海洋プラスチックをアップサイクルしたボードを展示。どのブースからの「ものづくり」への強いこだわりを感じました。
会場内の一角には、来場者やイベント参加者が、意見を交流するためのコミュニケーションボードが設置され、「エシカル」や「ゴミ問題」などに対する想いが多く寄せられました。
カンファレンス「資源循環の仕組みをつくる」
カンファレンスでは、株式会社ごみの学校 代表取締役 寺井正幸氏による「ごみを通してわくわくする社会をつくろう!」を基調講演とし、サーキュラーエコノミーや、日本のリサイクル事情などについて議論を行いました。
その中で、循環型社会・循環型経済を実現する方法として「環境配慮と経済活動の関係性の強化」と「環境リテラシーの向上」の2つが提起され、登壇者各々の意見を交流する場となりました。
弊社のプレゼンテーションでは、窯業界での課題の一つである「資源の循環」に対する弊社の取り組みに、登壇者をはじめ、多くの方から共感のお声をいただきました。
私たちが、タイルを製造する上で重要視していることは、限られた資源を大切に使うこと、今ある資源に依存しない素材開発を行うことです。
タイルを通して「地球にやさしい活動」をより多くの方々に伝えていきたいと考えています。
まとめ
今回は、東京で開催された「ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2023」についてお話しいたしました。
イベントでお話しした方々とは業種や、環境問題に対するアプローチは異なりますが、リサイクルに関わる企業には、共通の課題があると分かりました。
私たちは、タイルを通して「環境問題」や「ゴミ問題」の解決や解消とともに、「環境配慮と経済活動の関係性の強化」を目指し、活動していきます。今後もecoRevo®の活動にご注目ください!
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