【2024年最新版】 知っておきたい環境ワード7選
年々深刻化している、異常気象や海面上昇などの環境問題。今回は、2024年現在、注目度の高い「環境ワード」を7つご紹介いたします。
環境問題への理解を深めることや、小さな行動の積み重ねが「持続可能な未来」につながるはずです。
知っておきたい!環境キーワード
エシカル消費
サステナブルに続いて、一般的な言葉になりつつある「エシカル」というワード。
エシカルな活動のひとつとして、環境や社会に配慮した商品やサービスを選択する「エシカル消費」という取り組みがあります。
例えば「エコバッグを使用することで、無駄なビニール袋を購入しない」など、消費者の「倫理的観点」に基づいた製品の購入が持続可能な社会の実現につながっていきます。
フェアトレード
フェアトレードも「エシカル」な考え方のひとつです。途上国で生産された製品や農作物などを適正な価格で購入することで「公平な貿易」を行い、生産者や労働者の人権や生活水準を保証する貿易の仕組みを指します。
一見、環境問題と無関係にも思える「フェアトレード」。しかし、不公平な貿易が続くことで、生産者たちは、自分の生活を守るために、生産性の向上のみにとらわれ、環境への悪影響を無視した生産方法を取らざるを得ない状況に追い込まれます。
SDGsなどの世界共通の目標に向かっていく中で、さまざまな側面から、環境負担を軽減することができる「エシカル」な考え方が注目されています。
ブルーカーボン
海洋生態系に貯留される炭素のこと。光合成によって二酸化炭素を吸収した海藻や海草などが、海底に沈殿することで炭素が貯留されます。
ブルーカーボンは、地球温暖化の抑制・生物多様性保全・海岸線の保全など、さまざまな効果をもたらす、重要な取り組みです。
プラスチックフリー
プラスチックを使わっていない製品や、プラスチック製品を使用しないライフスタイルおよび、その取り組みのこと。
マイボトルやマイカトラリー、エコストローの使用など、日常生活に「プラスチックフリー」を取り入れることが、さまざまな環境問題の抑制・改善につながります。
GX(グリーントランスフォーメーション)
化石エネルギー中心の経済システムから、太陽光や風力などのグリーンエネルギーを中心とした社会システムへと転換する取り組みです。
社会のGX化により、化石燃料の依存から脱却すると同時に、国内でのエネルギー生成が可能となり、エネルギー安全保障とエネルギー自給率の向上が期待されています。
ZEH(Zero Energy House)
HEMSなどによる「省エネ」や、太陽光発電などによる「創エネ」を組み合わせることで、快適な生活とともに「一次エネルギーの年間消費量が収支ゼロ」を目指す一般住宅のこと。
ZEHにより、家庭内における二酸化炭素を削減可能な他、電気代の節約、災害時においても電力供給が可能であることから「持続可能な家づくり」と言われています。
サーキュラーエコノミー(循環型社会)
従来までの「リニアエコノミー(直線型社会)」に代わって、提唱されている新しい経済システム。
ライフサイクルのあらゆる工程において、製品がリサイクル・再利用しやすい設計を取り入れることで、原料の節約や、原料調達や廃棄処分の際に排出される二酸化炭素削減など、環境負担の抑制を目指します。
ecoRevo®が製造している「リサイクルタイル」は、都市ゴミを減容化・無害化した「溶融スラグ」を原料に使用しています。
スラグを原料とすることで、枯渇しているタイル原料の節約に貢献します。また、スラグは性質上、低温焼成が可能です。そのため、焼成工程での二酸化炭素削減につながります。
スラグの他にも、企業様からご提供いただいた「廃棄物」をもとに、さらなるリサイクル素材の研究、新たなリサイクルタイルの開発を行っております。
私たちは、リサイクルタイルを通して、タイル業界のみならず、さまざまな業界を巻き込みながら「サーキュラーエコノミーの輪」を広げていきます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、2024年現在、特に注目度の高い環境ワード7つをご紹介いたしました。業界によって、環境問題へのアプローチはさまざまですが、業種に関わらず、広く環境用語を知り、環境問題への理解を深めることが「持続可能な未来への第一歩」となります。
私たちecoRevo®は、原料に「溶融スラグ」を使用したリサイクルタイルをはじめ、環境影響に配慮したタイル製造を通して、SDGsやカーボンニュートラルへの貢献を目指しています。今後もecoRevo®の活動にご注目ください!
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