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日本のゴミ処理事情ついて

排出されるゴミの約8割を、燃やすことで処理していることから「焼却大国」と呼ばれる 日本。自他国ともに認める焼却によるゴミ処理の多さですが、その理由は国土面積の狭さの他にもありました。

今回は、日本で焼却炉が多い理由と、ゴミを燃やすことによる環境への影響を他のゴミ処理方法と比較しながら考えていきます。

小さな国のゴミ処理方法

日本は「面積が小さいため焼却処理を選ばざるを得ない」と言われます。では、面積が同程度の国々はどのような方法でゴミ処理をしているのでしょうか。例として、ドイツとマレーシアを見ていきます。

ドイツは、環境配慮への意識が高い国として有名です。幼少期からの教育により、リサイクルすることやゴミを決められた通りに捨てることが当たり前になっているからです。また、デポジット制度を採用することで、高いリサイクル率を維持することができています。

  • ドイツのデポジット用回収機

  • 街中に設置されているリサイクル用回収コンテナ

マレーシアでは、かつて開放放棄による処理が主流でした。1970年以降から経済成長が始まり、人口の増加と都市化に伴い廃棄物の量が増えたことをきっかけに、2015年9月1日にゴミ分別制度が施工されました。さらに2019年に国内初のゴミ焼却発電プラントが建設されたことで、国民のゴミ捨ての認識を世界基準に合わせ、公衆衛生を守っていく体制が整えられました

  • マレーシアでも海洋プラスチック問題視されています。

  • 地球規模で自然環境を守るための措置が必要です。

日本を含めた三カ国の面積に大きな差はありませんが、ゴミ処理方法やその問題への向き合い方は大きく異なります。

日本で焼却炉が多い理由

日本で暮らす方々の中に「ゴミ処理 = 焼却」というイメージをお持ちの方は多くいらっしゃるかと思います。事実、日本では排出されたゴミの約8割が焼却されており「焼却大国」と呼ばれる程です。そのルーツは国土面積の狭さの他に、日本の歴史にありました

近代の日本では、ゴミ処理設備や制度が整っておらず、河川や海への投棄、開放投棄が当たり前のように行われていたため、害虫の発生や、伝染病の流行等の衛生問題が生じていました。

1900年に汚物掃除法が制定され、ゴミ処理業者を行政の管理下に置く等、国や自治体がゴミ処理を行うための基盤が作られました。その後、自治体が管理する焼却炉が運転開始したことも後押しして「ゴミは燃やして処理するもの」という認識が広まったと考えられます。

  • 汚物掃除法施工後の街の様子。ゴミ一つ見られません。

  • 一方で地域住民による「野焼き」が増加しました。

焼却炉の登場から100年以上経過した現在の日本、当時と比べると環境に対する考え方が大きく変化しています。「焼却」による環境への影響はどのようなものが考えられるでしょうか。

「ゴミを燃やすこと」は正しい選択?

環境保全やSGDsが謳われる昨今、ゴミを燃やし続けることに否定的な意見もあるようです。

主に国土面積の広い国で行われる「埋め立て処理」と比較すると「燃やすこと」は、欠点ばかりではないようにも思えます。

焼却(溶融)と埋め立ての比較
焼却 埋立
減容率 ×
環境被害 ×
コスト
発電効率 ×

埋め立ては、CO2の排出量が少ないのは確かですが、土壌の汚染や浸出液による河川の汚染、温室効果がCO2の約25倍と言われるメタンガスが発生する等の悪影響も無視できません。

この比較から、「CO2を排出しない = 環境に良い」ではないことが理解できます。他の選択肢と比較し、多角的視点で判断する必要があります。

まとめ

今回は、ゴミの処理方法についてお話しいたしました。今後「持続可能な社会」を目指していく上で、世界規模で環境問題と向き合っていく必要があります。

私たちもリサイクルタイルを通して、環境負担の軽減を目指していきます。今後も引き続き、ecoRevo®の活動にご注目ください!

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