インタビュー: ガーデンハウスアシェット様
今回は、陶冶と暁の施工事例を紹介したします。弊社リサイクルタイルをご利用いただいた、愛知県東海市のガーデンハウスアシェット代表の荒谷美和さんにお話をお伺いしました。
オフィス兼住居の玄関に、壁部に陶冶を、床部に暁を採用いただきました。インタビューでお聞きした、建築のプロならではの、建築資材に対する想いを紐解いていきます。
リサイクルタイルを採用した理由は?
ecoRevo®のタイルについて知ったのは、知人からの紹介がきっかけでした。それから自分でも調べてみて、リサイクル素材を原料としているため、「SDGsに貢献できる建築資材」というコンセプトのもと製作されたタイルだと知りました。コンセプトに共感できたことが使ってみたいと思ったことが決め手です。また、多治見市産のリサイクル原料を使用している点に、地場産業へのこだわりを感じました。
施工のポイントは?
外玄関の施工する上で意識したことは、街並みと自分の家族の雰囲気に合った外観にするということです。義父母も暮らす家なので、年代問わず落ち着ける空間を表現することを意識しました。
陶冶・暁の、和風の雰囲気は、幅広い年齢層の方に受け入れられると思います。長く愛することができる建築にしたかったので、そのイメージにも合っていました。
陶冶・暁は建築資材としていかがでしたか?
無釉タイル独特な雰囲気が気に入っています。今回採用した、陶冶・暁は和風のイメージがあるので、洋風イメージのリサイクルタイルがあると面白いですね。リサイクルタイルのバリエーションが増えると、私たちからお客様への提案の幅が広がると思います。
施工の際に、目地込みに苦労しました。一般的な施釉タイルと同じような目地が使えなかったので、職人さんと相談しながら、タイルの雰囲気を崩さないように目地込みにこだわりました。
どういう方・シチュエーションにおすすめですか?
SDGsをはじめとした、環境への配慮を大切にしたいと考えている方に提案していきたいです。その他に、店舗・クリニックなどの想いが込められた建築物への使用もおすすめです。ecoRevo®に込められた想いが、建築物にも反映されると思います。先にも述べたように製品のコンセプトや、込められた想いがしっかりとあるので、たくさんの方に、このタイルを知ってもらいたいです。
建築資材にも、愛着を持ってもらいたいので、多治見市のスラグを使用したタイルは、多治見市で暮らす方に、豊田市のスラグを使ったタイルは、豊田市で暮らす方に進めていきたいです。
ガーデンライフを提案する際に意識していること
街並みやインテリアに合った資材を選んで、提案するように意識しています。私が独断で決めるのではなく、お客様が「リラックスして過ごせる建築」を一緒に考えていくことが大切です。建築物が古なってからも、その変化を「良い味」として捉えることができるよう、お客様の意思を尊重した長く愛せるもの
お客様に、頼んで良かったと思っていただけるように、居心地の良い環境を整えるお手伝いをしています。
荒谷 美和 (あらたに みわ)
1975年、福井県生まれ。愛知県東海市在住。ガーデンハウスアシェット代表。2002年、有限会社ウィロープールジャパンに入社。同社で庭園設計、エクステリア設計等を学んだのち、2005年、ガーデンハウスアシェットを設立。街並み・ライフスタイルに合わせ、時間が経っても「心地よい」と思い続けられる設計を目指している。
主な受賞歴
- フラワー・ガーデニング賞2015 ガーデニングコンテスト 金賞(l'équipe assiette)
- 第32回全国都市緑化あいちフェア 花と緑の屋外出展コンテスト 銅賞(l'équipe assiette)
- LIXILエクステリアコンテスト2015 ライティング賞
- LIXILエクステリアコンテスト2015 門周り・車庫まわり部門 入選賞
- LIXILエクステリアコンテスト2019 自然浴エクステリア部門 銀賞
まとめ
荒谷さん、この度はお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
いかがでしたか?今回は、ガーデンハウスアシェット 代表の荒谷さんにお話を伺いました。ecoRevo®のタイルに込めた想いに共感し、代弁していただきまして、ありがとうございます。我々タイルメーカーが、施工主様に、タイルに込めた気持ちを、お伝えすることは、簡単なことではありません。今回のインタビューを通して、我々の想いが届いている方がいらっしゃることを確認できました。
これを励みに、タイルを通して「環境配慮への想い」をお伝えできるよう、研究・開発に尽力して参ります。
今後も、ecoRevo®の研究にご注目いただければ幸いです。
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